新聞記事にもあるように、人手不足の職種が極端に偏っています。
そもそも派遣社員とは、専門知識を備え即戦力として企業に知識・技術を提供します。
プロフェッショナルですね。
正社員とは本質が違います。
派遣社員と正社員の違いについて少し考えてみましょう。
正社員としてせっかく就職が決まっても、2、3年で転職をしてしまう人が実に多いような気がします。
「自分探し」「これ以上スキルアップできない」「他の世界も見てみたい」・・・
こういう転職理由の場合、主体が自分です。
「できる若者は3年で辞める」 著者 久野康成
こんなことが書いてありました。抜粋します。
『向上心・向学心のある人であっても、自己中心的な人は「自分の成長」に強い関心を示します。
そのため、その職場でどんなことを学ぶことができるのかを考えます。
相手を中心に考えられる人は、自分の成長以上に部下の成長や組織の成長に関心を寄せます。
自分が学ぶのではなく、「教える」側に回ることができるのです。
教える人こそリーダーであり、教えることこそ最大の学ぶ方法なのです。
社会人は、教えること(与えること)が目的です。
その対価として報酬をいただいているのです。』
正社員になるということは企業と共に自分も成長して行くということです。
+α自分でやれることを探し出し、広げて行く力を求められます。
能力を提供し、周りと協力し、新人を教育してマネジメントをしていかなくてはなりません。
「働くとは・企業とは・正社員とは何ぞや」
学校でも社会人になっても誰も教えてくれませんでしたね。
転職しようと考えた時、その要因の矢印をちょっと自分に向けてみてください。
ここを自分で乗り越えてクリアにしなければ、どこへ行ってもまた繰り返してしまうだけなのです。 |
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